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家族介護が必要になったらどうする?養老介護施設の基礎知識。

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わたしたち夫婦の両親も80歳をこえて、そろそろ介護が必要な年齢になってきました。

介護のこと考えていますか?

老いは平等にやってきます。わたしたち夫婦にはこどもがおらず、父母だけでなく自分たちの老後の心配もしなければなりません。

知識がないと大損する日本!

まだ大丈夫と思っても、いざとういうときの為に、少しでよいので知識を持っておきましょう。

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老人ホームは簡単に入居できない!

両親の介護が必要になったら、老人ホームなどの施設にいれて面倒を見てもらえばいいや。なんて簡単に考えていませんか?

公的機関の老人ホームには、なかなか入れないみたいですよ。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、介護を常に必要とする65歳以上の高齢者が、自宅で介護を受けられない場合の施設です。要介護3~5に認定されていることが条件になります。

ひと月にかかる費用は、8万円~13万円程度です。

養護老人ホーム

養護老人ホームは、65歳以上の高齢者で、身寄りがないなど環境上の理由や、生活保護を受けているなど経済的理由があることが条件です。また、市区町村長によって決定を受けないと入所できません。

ひと月にかかる費用は、0円~14万円です。

特別養護老人ホーム・養護老人ホームは、公的機関の施設であることから、費用は安く抑えられています。しかし、施設に比べ入居希望者が多いため、入居できるまで時間がかかるようです。

民間老人ホーム

公的機関の朗雄老人ホームは入居が困難であるため、民間の老人ホームも検討に入ってくるのですが、民間の老人ホームのデメリットは、費用が高いとうことです。

公的機関の場合は無料だった入居費用が「500万~1000万円」程度必要となり、月額費用も約20万~25万円程度となっています。

老人ホームの新しい「か た ち」

健康なうちに高齢者施設に移住し要介護者となっても安心して暮らせる施設が増えてきました。

スマートコミュニティ型(日本CCRC構想)

日本CCRC構想でお話した「スマートコミュニティ」は、健康なうちに入居する老人ホームのようなもので、民間老人ホームの新しい形と言えます。

こちらは費用が高く、マンションを購入したうえで、入会金と施設利用権約290万円(1人あたり)が必要ですし、朝夕食費も月8.5万円程度(1人あたり)が必要となります。

fukugyoworker.hatenablog.com

住宅型

ゆいま~るシリーズは「施設」ではなく「住まい」です。

yui-marl.jp

ゆいま~るは、株式会社コミュニティネットが提案する高齢者住宅の新しい形です。中古住宅・マンション・団地を改造し、普通の街に高齢者をサポートできる環境をつくっています。

住宅は、賃貸もあり戸建て買取もありと様々な形態があり、自分の住みたい環境を選ぶことが可能です。東京の賃料は、やっぱりすこし高めですけど・・。

シェア型

シェア金沢は、学生住宅・ボランティア・農作業者・障害者など、高齢者だけじゃない様々な人が集まり「かつての良き地域コミュニティを再生」させるプロジェクト。

シェア金沢の中に、月額12万円で住める高齢者支援サービス付き住宅があります。但し住めるのは、60歳以上の単身高齢者世帯。残念ながら夫婦はダメということです。   

家賃は8万5千円~、共益費2万円と、状況把握費1万5千円が必要です。敷金は家賃の2か月分が必要です。

高齢者が安心して暮らせる街づくり

高齢者の一人暮らしは年々増加しており、高齢者が安心して暮らしていける環境整備が急がれます。

わたしたち夫婦には子どもがおらず、残すほう・残されるほう、どちらになっても不安です。従来の老人ホームは要介護になった高齢者を、親族が入居させるという方法でした。

ですが健康なうちに自らの意思で、高齢者住宅に移住し健康を保ちながら、いざという時に備えておくのは、いいことだと思っていましたが・・。老後資金も考えると、費用があまりにも高く諦めていたのです。

ところが、「ゆいま~る」のように、中古住宅や団地を改造し高齢者をサポートする街を作る活動が活発になってきています。

戦後、大家族から小家族化が進みましたが、地域で支えながら生活する古い日本のスタイルが、平和でよかったということですね。見知らぬ同士でも挨拶しあう関係って、一部の地方には残っていますが、気持ちいいですものね。

結局、むかしの日本のスタイルこそが、老後不安のない社会環境だったということですね。