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まだ内職しているの?内職人材不足で困っている中小企業は「ワーカーズファースト」を考えろ!

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子どもの頃、母は内職をして家計を支えてくれていました。

シール貼りとか、商品の袋詰めとかの単純作業で、1個0.1円とかいう仕事です。1000個袋詰めしても1000円程度。時給にすると、最低時給にもならないかもしれません。

それでも内職は自宅で好きな時間にできるので、主婦には大人気の仕事でした。

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まだ内職しているの?

単純作業の機械化が進んで自宅でできる内職はかなり少なくなりました。でも、わたしが務めている会社は、いまだに内職を募集しています。理由は、機械化できなかったり、季節限定の仕事だからです。

内職を募集しても集まらない

仕事はあるけど、人が集まらないので断っている状態が何年も続いています。内職の募集は、バイト情報誌を使っているので、WEBと新聞の折り込みチラシです。

20年前までは、折り込みチラシで随分と内職が集まったらしいのですが、最近は募集も極端に減ってきました。

労働環境は、この20年で大きく変わってきています。

  • 短時間のパート募集が増えた
  • 外で働く女性が増加した
  • 内職道具を置く部屋がない
  • 内職収入が低すぎる

内職人口が減った理由は、主婦でも働ける場所が増えてきたことと、内職賃金が安すぎることが主な原因です。

どうしても家から外出できない方でも、データ入力などパソコンとインターネットがあればできる仕事も増えました。ここ数年のうちに、スマホだけで稼げる仕事も増えるはず。

なんでわざわざ、内職で安いくて疲れる仕事しなきゃなんないの? と考えるのも当然のこと。だから、内職に頼っている中小企業の未来は危ないでしょうね。

仕事があっても人がいなくちゃ、会社は儲けられないですから。

内職の作業単価が低い理由

内職の仕事は、シール貼りや袋詰めなど単純作業が多くて、だれでもできる仕事が多いです。でも本当の理由はそんなことではないのです。

内職にお願いする商品は、低価格商品が多かったり、おまけなどのサービス品が多いのです。おまけはタダで配る商品ですから、多くのお金をかけられない。だから、内職に安い単価で仕事をしてもらうわけです。

内職の作業単価を上げれば、そこそこ人は集まるでしょうが、単価を上げれないから人が集まらないという悪循環が続いています。

内職専門の『内職市場』というサイト

内職市場は、自宅で仕事ができる内職を紹介するサイトです。

名前だけ見ると、内職専門のように思います。ところが、募集されている仕事は内職だけではありません。簡単にいうと「内職の仕事が多いアルバイト紹介」サイトという感じです。

元々は名前の通り、主婦の内職を紹介するサイトでしたが、昔からある内職が減ってきたので、紹介する仕事内容もかわってきたのだと思います。

自宅でできる仕事や、軽作業が多くあるので、長時間外働きできない方は、このサイトで仕事を探してみるのはありです。

むかしながらの内職は確実になくなる

むかしながらの内職をしてみようかと思いますか?

思わないですよね。

むかしながらの内職は、部屋はちからるし、単価は安いし、時間は自由だけれどストレスあるし。それなら、パソコンとインターネットで仕事するほうがいいに決まっています。

なので、むかしながらの内職はこの先なくなるはずです。わたしがリアルで勤めている会社もそろそろ内職を見直さないといけない時期にきています。

たとえば、

  • 子育て中は内職で、子育てが終わったら正社員になれるとか。
  • 内職単価を成果報酬にして収入が倍になる仕組みを作るとか。
  • 内職の仕事がないときも、他の仕事で安定した収入が得られるとか。

内職してもらった人材は、会社にとって大切な戦力だと考えて、ずーっと働いてもらえるように考えるべきです!

ワーカーズ ファースト!

むかしながらの内職を続けている終章企業でも、「働く人のことを最初に考える会社」は、これからも伸びていくんじゃないでしょうか。