サラリーマンを副業にする方法。会社規定というルールを変えてみませんか?
先日書いた サラリーマンを副業にする。この逆発想はすごくないですか? の続きです。
サラリーマンの定義は、「労働力を提供して給料をもらう」人のことです。なのでサラリーマンは、会社規定に書かれているルール、たとえば勤務時間を守らないといけません。
けれど、サラリーマンを副業にする には、そのルールから外れないといけないのです。
では、会社のルールから離れるにはどうすればいいでしょうか?
Googleには勤務時間のルールがない
Googleで人材育成に関わっていたピョートル・フェリクス・グジバチ氏は次のように言っています。
Googleでは「長時間働いているから仕事をがんばっている」と評価が上がることはありません。
そもそも、労働時間で管理するのは、工場やレストランで働く人など、定型化している仕事に就く人をマネジメントするためのものなのです。
つまり、非定型の仕事は「労働時間」を管理するのではなく、「仕事の質を管理」するべきなのです。
Googleでは「仕事の質」、つまり結果が重要視されるため、何時間はたらいたかということは、関係ありません。
Googleでは結果を求められるので、できなければ長時間働きますし、できれば、早く帰宅しても良いわけです。
社長は勤務時間は関係ない。サラリーマン社長でも!
社長の仕事は、利益をだして社員に給料をだすのが仕事です。利益さえ出ていれば、なにをしていても良いのが社長です。たとえサラリーマン社長でも・・です。
とはいえ、みんながみんな社長になれるわけではありません。
勤務時間のルールを変えてみないか?
Googleのピョートルさんが言うとおり、勤務時間とは工場やレストランで働く人に必要なルールです。
営業職や事務職・技術職には勤務時間は関係ありません。それらの仕事は、質が求められる職業は、勤務時間というルールを変えることができるのです。
わたしの話になりますが、今の会社に入社するにあたり条件をだしてルールを変えてもらいました。
会社の本業は工場ですが、わたしはIT系のホワイトカラーです。通勤時間も片道2時間かかります。
なので、出勤時間は10時にかえて、休日も完全週休2日制にしてもらいました。入社したときの役職は、主任という立場でしたけど。
勤務時間のルールは、経営者の判断で簡単に変わるのですよ。
複業人はルールを変えることができる
副業は、会社に労働時間を提供します。
ですが、
複業は、会社に価値を提供するものです。
価値とは結果、ですから結果が伴えば勤務時間というルールに縛られることはありません。
価値を与えることができるなら、ルールを変更してもいいのです。ただし、「会社が納得すれば」のですけどね。
複業人になるのなら、
会社のルールのひとつやふたつ、変えてみようじゃないですか!