調子に乗っていいのよ。NHK朝ドラ『半分,青い。』のセリフが心に響く理由。
NHKの朝ドラ『半分,青い。』みてますか?
悩んでいる時、ふとしたセリフが心に響くときがあります。
人間関係・金銭トラブル・仕事の悩み・恋愛・・・・。など、悩みのない人生はないですが、たったひと言のセリフに救われるってことありますよね。
調子のいい時は調子にのっていいの
このセリフは、主人公すずめ(永野芽郁)が実家の2号店を始めたいという発言に、すずめの母はる(松雪康子)が、友人の和子さん(原田知世)に相談した時に言われた言葉です。
和子(わこ)さんは、心臓病を患(わずら)い無理のできない身体になっています。だから彼女のセリフは、自分の身体のことを例にして、
(身体の)調子がいい時は、もっと調子に乗って(無理をしても)いいの
と、言っているように聞こえます。後悔しないように・・・。
和子さんのように、身体の調子が悪くなったら、調子に乗りたくても乗れないのです。
調子のいい時は「何をやっても成功する可能性が高い」し、調子が良いのだから「無理もできる」のです。
よく「調子に乗るな!」という人がいますが、無視してどんどん「調子に乗り」ましょう!
「いいかげん」じゃなくて『良い加減』
妻はよく「いいかげん じゃなくて 良い加減」と言います。
いいかげんは一般的に「いいかげんにしろ!」とか「いいかげんな奴だな」と悪い意味で使われますが、本来は「適度」という意味です。
「暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい加減の気候になりましたね」というのが正しい使い方です。
超人気カウンセラー・心屋仁之助が、著書「いいかげんに、生きる」(朝日新聞出版)に書かれていますが、
- 適当に、
- わがままに、
- 常識はずれに、
生きてみれば、あなたにとってストレスのない「好い加減」が見つかるはずです。
いっしょに泣いてくれると悲しみは減る。
もうひとつ、今回の朝ドラで感動したセリフがありました。
いっしょに泣いてくれると、悲しみは減る。
いっしょに笑ってくれると、楽しみは倍になる。
心臓病の和子さんは、余命わずかだということを自分でわかっていますが、家族の前では泣いている姿を見せない気丈な女性です。けれどはるさんが泣いてくれた時、自分のこととを気遣って、一緒に泣いてくれていると感じたのだと思います。
家族でも友人でも、一緒に泣いたり笑ったりできる人がいるのは、どんなに幸せなことでしょう。
だからこんなビジネスも生まれるんでしょうね↓
ドラマや小説は作り話ですけれど、ドラマのセリフが心に響くのは、自分の悩みを、そのセリフが解決してくれるからに違いありません。
小説や、映画・ドラマのセリフに感動できる人は、感受性豊かで幸せな人生を過ごせる人だと思います。
あなたが感動したセリフはなんですか?