おひとりさまだと老後が心配・・・。だから代理家族をつくります。
わたしは老後、おひとりさまになる可能性が高いです。
こどもがいない私だけではなく、独身のかた、こどもがいても迷惑をかけたくない夫婦など、老後に迷惑をかけたくないと思っているなら、代理家族契約を結んでおくのがいいですよ。
認知症など介護が必要になったときや、死後サポートなど家族や親戚に迷惑をかけたくないのなら、代理家族契約とはなんなのか知っておくといいですよ。
代理家族契約とは?
老人ホームなどの施設に入りたいと思っても、保証人がいないtは入れません。痴呆症や病気になると介護が必要です。死後も、葬儀・財産分与・家の片づけなど、やることは山積みです。
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わたしも義父が亡くなったときに経験しましたが、数日では終わるはずもなく、妻が実家に残って片づけました。1ヶ月ほどかかったはずです。
わたしたちには、こどもがいないので残されたほうが片づけることになるのですが、お互い高齢でしょうし、もし夫婦一緒にとなると、兄弟姉妹家族に迷惑をかけることになります。
面倒なことは、家族に代わる他人に任せましょう!
というのが、代理家族契約というものです。
代理家族はどんなことをしてくれる?
代理家族は、生前契約と死後契約の2つの契約があります。
生前契約
生前契約は、正確には「生前事務委任契約」と言います。日々のくらしの中で誰かの助けがほしいとき。例えば、
- 入院、賃貸住宅などの身元引受保証
- 認知症などになった場合の後見人・ケア
- 手術や医師の説明など立会い、同意書
- 財産の維持管理や処分等
- 介護保険や福祉サービス契約の代理
など、家族に代わって第三者に依頼することができます。
死後契約
死後契約は、正確には「死後事務委任契約」と言います。死後発生する事務手続きと言えば、
- 火葬・納骨・葬儀
- 公共料金の支払いと停止
- 住居の片付け、賃貸住宅の解約
- 保険・年金などの諸手続き
- クレジットカードなど解約
- 個人情報(パソコン、携帯電話等)の消去
- 墓・仏壇の管理や処分
- お世話になった方へのお礼
など、人によって事務内容が多岐にわたるので、契約の際にどこまでしてもらうのか、しっかり確認する必要があります。
代理家族契約を結べる会社
代理家族契約を結ベル会社は、NPOりすシステムと、NPO法人きずなの会の2社が有名です。
NPOりすシステム
りす(LISS)システムは、「リビング・サポート・サービス」システムの略称で、最後まで自分らしく生き、自己責任で死の準備をする「21世紀型の社会保障システム」です。
「生前」「任意後見」「死後」の3つの契約があり、「生きているとき」から「判断能力をなうしたとき」「死を迎えたとき」までを一貫してサポートしています。
支部は、北海道から九州まで全国に9ヵ所。
費用は、100万円(預託金含む)からで、別途会費が毎月1000円必要になります。
NPO法人きずなの会
愛知県を中心とする全国15ヵ所に支店をもつ、きずなの会も代理家族契約を結べるNPO法人です。
基本プランは、「身元保証」「生活支援」「葬儀支援」の3つのサービスが連携しています。
費用は、190万円(預託金含む)からで、年会費1万円と、月1000円の金銭預託手数料がかかります。
残された家族に迷惑をかけたくないから
代理家族契約は、2000年4月の「任意後見契約に関する法律」が施行されたことでサービス提供できるようになりました。
実家に妹はいますが、妹夫婦や妻には迷惑をかけたくありません。とにかく、
残される家族に迷惑が掛からないようにしておきたい
なので、代理家族を頼めるだけの、お金は準備しおこうと思っています。