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スティーブ・ジョブズに遭遇したら本当に動けなかった:複業人(2)

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複業人シリーズの2回目は、有名なアップルの創業者スティーブ・ジョブズです。

といってもだれでも知っているエピソードを書いてもしかたがないので、わたしが実際に見聞きした、ジョブズのエピソードをお話します。

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ふたつのジョブズのエピソード

1.動けない・・わたしがジョブズに遭遇したときのこと

随分前ですが、千葉の海浜幕張駅が勤務地だったことがあります。マックワールドというアップルのイベントが、幕張メッセで開催されていました。

ジョブズがアップルに戻っり数年たった、1999年マックワールドが幕張で開催されました。その初日(2月18日)、午前中にジョブズの基調講演があるということでしたが、わたしは参加できず、事務所のあるビルから会場を眺めていました。

この時が、ジョブズによる日本で初めてのアップル基調講演だったそうですが、残念ながら仕事があって、参加できなかったのです。

ですが、会場まで歩いて10分かからないところで仕事をしていましたので、お昼休みにマックワールドを見学しにいきました。会場に入ってしばらくすると、なんだか回りがザワついています。

前を見ると、美女と強そうな男性に囲まれたジョブズが、こちらに向かってくるではありませんか・・・・。

その距離、10メートル、5、4,3,2,1。ついに目の前にジョブズが・・・そして通りすぎました。

あまりの出来事で、身体が全然動きません。金縛りにかかったようでした。

『蛇に睨まれた蛙』とでも言うのでしょうか、圧倒的なカリスマを持つジョブズは、『近寄るな、話しかけるな』オーラを放っていたのでしょうか?

周りにいただれひとり、話しかけるでもなく、サインを求めるでもなく、ジョブズに道を譲っていました。

今考えると、叱られてもいいから声をかければよかったと後悔しています。

これが、わたしが唯一スティーブ・ジョブズと遭遇した時の記憶です。いまでも夢じゃなかったのかと、思ったりします。

2.ジョブズに会社を売った男のはなし

もうひとつは、知人とジョブズのはなしです。

その方は、60歳で定年を迎えアメリカに渡り、ベンチャーキャピタル投資を始めていました。投資したひとつの会社が、ジョブズの目にとまりアップルから買収の提案がされました。

ジョブズが買収交渉の場所に選んだのは、お寿司屋さんだったそうです。知人とジョブズは、寿司ミーティングで会社の買収話をし、即決で決まったそうです。

知人は、その時のジョブズの印象を「終始にこやかで、噂されるような気難しい男ではなかった」と、話してくれました。

その資金を元に彼は、また新たなベンチャーに投資を続けています。

ジョブズを複業人と呼ぶ理由

神みたいな存在で恐れ多いのですが、わたしはスティーブ・ジョブズを複業人として尊敬しています。

スティーブ・ジョブズという人物は、実はなにも作っていません。

もうひとりのスティーブ。スティーブ・ウォズニアックが開発したAppleⅠを売って資金をつくり、アップル社を創業。

その後、AppleⅡ・Machntosh・iphoneというヒット商品を世に送り出しましたが、彼は夢の商品を語り、開発者に作らせました。

商品をつくることはしませんが、発想し・現実化して売る。これがジョブズのすごいところです。どれだけ良い物ができても売れなければ、無いのも同然です。

複業人に必要な素養は、異なる事業・仕事で成功することです。

どんな業種については、あっという間にその事業のポイントを把握し成長させる力が必要です。

まったく畑違いだった、アニメーションスタジオのPixerを買収し、アニメ映画界のディズニー王国にその実力を認めさせるという、信じられないことをやってのけたのです。

コンピューター業界と、アニメーション業界のトップに立った、スティーブン・ジョブズは、わたしにとって複数の仕事をこなす、複業人の神様だと思っています。

複業人の神『スティーブ・ジョブズ』に、たった一度ですが、会った記憶は大切な宝物になっています。

あなたもぜひ、目標とする人に会いたいと願ってください。