借金には悪い借金と良い借金があるって知っていますか?
借金はお嫌いですか?
もしあなたが、借金がすべて悪いと考えているなら、間違っています!
他人からお金を借りるのは気持ちのいいものではないですが、借金には良い借金と悪い借金があるのを理解しましょう。
なぜなら銀行は、他人にお金を貸すビジネスです。銀行から借金しなかったらあなたは一生、家なんて買えないですからね。
悪い借金と良い借金の違い
人間は性格が良い人や悪い人がいますが、お金には良いお金も悪いお金もありません。そりゃそうですよね、お金は単なる紙なのですから。
けれどお金を借りる行為、借金には良い借金と悪い借金があるのです。
悪い借金とは
悪い借金とは、なくなる借金のことを言います。言い換えると後ろ向きな借金のことです。
たとえば、
- 生活費にする
- 遊ぶお金にする
- 必要ない物を買う
など、なにも残らないか、価値が下がるものに借金を使うことです。
良い借金とは
良い借金とは、価値が上がるものに使うことです。前向きな借金ともいいます。
たとえば、
- 土地を買う
- 権利を買う
- 会社をつくる
など、買ったときの金額より、価値が上がるものに借金を使うことです。
悪い借金は苦しい借金
生活費や遊ぶために借金するというのは、今お金がないので支払いを後回しにしていることです。
最初は、「あとで払うから同じこと」などと軽く考えて借りるのですが、お金の感覚がおかしくなってきます。しかも利息という、本来払わなくても良いお金を払う必要があるのです。
気づけば100万円借金していた、とかよくあるはなし・・。
悪い借金に手を出すと、わたしのように毎月毎月返済の悪夢にうなされてしまいますよ。
良い借金は苦しまない借金
良い借金は資産化するので、返済に苦しむことは少ないものです。
月々10万円のマンションを借りるなら、月々9万円のマンションを買った方が資産化するのでいいかもしれません。
店舗オーナーの権利を買うと、毎月固定でお金が入ってきます。そのお店の総売上は、オーナーの権利で払った金額より多くなるかもしれません。
つまり良い借金とは、月々の返済予定がきちんできて、最終的に儲ける可能性があるものです。苦しまなくてもよい借金が、良い借金です。
良い借金か悪い借金は銀行金利をみればわかる!
銀行は金貸しのプロですから、銀行が貸し出しする金利を調べれば、良い借金なのか悪い借金なのかがすぐにわかります。
銀行金利が18%もあるフリーローンは、最も悪い借金です。でも住宅ローン金利は、1%以下ですから、良い借金の代表です。
ただ、マイカーローンや学資ローンは1~2%と低金利ですが、担保として車だったり人だったりするので、こちらは微妙ですよね。学資ローンって、こどもの借金ですからね。
お金を借りる前に考えよう。それ良い借金ですか?
借金は資産化する良い借金と、無駄な悪い借金があります。
最悪なのは、良い借金だと思っていたのに、悪い借金だった・・。というパターンです。
500万の収入しかないのに、資産になるからと1億円の豪邸を買ったらどうなるか・・・。多額の借金かかえて、自己破産するのは目に見えてますよね。
ですので、お金を借りる前に「これ良い借金なんだらろうか?」と考えるクセをつけておきましょう。
良い借金は、幸福になるステップに必要ですが、くれぐれも慎重に!