新人教育係の新人と新入社員の悩みは同じで大笑い。なんでコミュニケーションできないの?
今年入社した女子社員に毎日レポートを書かせているのですが、そのレポートを読んで思わず大笑いしてしまいました。
先輩とコミュニケーションできない理由
22歳の女子社員のレポートですが、わたしも昨日このブログで書こうと思っていた内容でした。
新入社員とコミュニケーションをとる方法
これ、昨日のブログで書こうと思っていたタイトルです。
新入社員の彼女は先輩(わたし)とコミュニケーションがとれないと悩み、わたしは新入社員の彼女をコミュニケーションがとれないと悩んでいました。
今日その話をして、ふたりで大笑いしました。
でもある一文に実はわたし、少しショックを受けているんですけど。「仕事で相手は選べないので・・」って、わたしのことだよね?
以前白い目で見られたことが原因なのか↓
コミュニケーションが成立しない理由はなに?
ともかく、お互い悩んでいることは同じことがわかったので、まずひと安心していいのかな?でもなんで、話が食い違うのか考えてみました。
1.年齢の違い。ジェネレーションギャップ
わたしは55歳。新入社員は大学卒業間際の23歳。年の差は32歳です。長女らしいので、ひょっとするとわたしは、彼女のご両親より年上かもしれません。
ひょっとしてと言っているのは、最近の面接では家庭事情を聞いてはいけないからです。採用の平等性を欠くとかなんとか・・・。なので人事部でしか、彼女の家庭事情はわからないのです。
でも多分お父さんは、わたしより年下なのでしょうね。それは、言葉も違います。
2.テレビもネットも見ないらしくて共通の話題がない。
関西人のわたしは、とにかくお笑いが大好きです。テレビも見るし、ネットで面白い話題を常に探しています。
なのに彼女に、昨日のテレビ番組の話をすると、
「わたしテレビ見ないので・・」
それではと、本読んだり音楽聴いたりしているの?と聞いても、
「あんまり・・・」
って、これ以上突っ込んで聞くと、ハラスメントになりそうで聞けません・・。でも、普段なにしてるのか、とっても気になる。
でも、聞いちゃダメなんです。どこから話をすれば良いの?
3.社会人経験の違い。
社会人1年生と入社員と、社会人35年目の老齢社員では、考え方が違って当然。そのうち仕事を覚えてくれるのでしょう。
でも、クリエイティブな仕事の場合、個人のセンスが問われる仕事。「どうすればいいのですか?」と聞かれても、「失敗してもいいから、自分で考えて」と指導をすると、思考停止に陥るらしい。
話を聞くと、
「大学では正確性を求められたので、自由に考えて良いといわれると、どうして良いのかわからないです」
レポートには必ず信頼できる情報元を記載する必要があったということらしい。なので、自分で何かを考えることは苦手なのだそうです。そんなことあるんだろうか?
社会にでると、経験したことがないことがたくさんおこるし、前例のないこともある。なのに、自分で考えることができない教育って、なんなんだろう?
新入社員が考えたコミュニケーションとる方法とは?
彼女が一生懸命考えて、出した結論は・・・。
- 会話のキャッチボールをする
- ホウレンソウを大切にする
- 迷ったら先輩に聞く
だそうです。なるほど・・・・。どの信頼できる機関で調べたのだろう。
新人教育の新人が新入社員を教えたらどうなるか?
わたしも何十年久しぶりかで新入社員を教える立場になりました。ハッキリ言うと、今の仕事で新入社員を教えたことはありません。なのでわたしも、新人教育の新人なのです。
教育担当者の新人が、新入社員を教えるとどうなるか?新入社員は、立派に育ってくれるのか?
わたしたち2人はこれからも、相手の言っていることがわからなくてイライラするに違いありません。でも、正直に「話が通じないねぇ」と言いながら、
少しずつ理解して信頼できる仕事仲間になれるといいな♪
理解しあえた頃には、わたしは定年を迎えていることでしょうけどね。