(1994年)ラスベガスでインターネットを初めて知った。なんなのそれ?
ブログを書いていると、今週のお題「わたしのインターネット歴」とポップアップされたので、思い出話を書いてみようと思います。
当時はわたしも、若かったなぁ・・
1994年のコムデックスでインターネットを知る
インターネットを知ったのは1994年、ラスベガスで開催されていたコムデックスに社員研修で参加したときのことです。研修の目的は流行し始めた「マルチメディア」の最新情報を入手することでした。
なので、コムデックスと同時開催されていた「アダルデックス」でDVDを入手してくることがともても楽しみだったのです。
会場をまわっていると、マルチメディアのブースと同じくらい大きく、インターネット関連の展示がされていたのですが、事前知識はまったくなく、なんのことやらサッパリわかりませんでした。
ただ雰囲気としては、次世代の新しい技術だということは伝わってきたのを覚えています。
なんだかすごいものが出てきたと思って読めもしない英語の本を何冊か買って帰国しました。インターネット入門とか、ファイヤーウォールとか絵本みたいなものでした。
その頃日本ではパソコン通信が広まっていて、わたしと妻はネットで知り合っていました。この数日後、妻(当時は彼女)は妹さんの結婚式でラスベガスに来ていたのです。不思議なご縁・・。
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1995年からインターネットを使ってました
1995年の10月ごろ東京に支店をだすことになり、当時としては高速な回線ISDNが使えるようになったこともあり、東京支店に導入しました。
Macのインターネット対応を早かったけどWindowsは・・
その時、自宅で使っていたのはMacはすでにインターネットに対応済みでした。なので、Macを使って自宅でネットサーフィンしていました。
けれど、当時の電話代金は3分10円の世界です。電話代金がとんでもないことになったので、会社でインターネットを導入することにしたのです。
が、Windowsでインターネット環境をつくるのは大変で、TCP/IPのソフトが確か10万円くらいしたと思います。ブラウザもMosaicくらいしかなく日本語翻訳付きで1万円。
東京支店が新設でなければ、経費申請しても却下されたでしょうから、時期的にはとてもラッキーでした。
ただ同時のOSは、Windows3.1でしたから設定するのはすごく難しかったです。しばらくして発売されたWindwos95は、メチャクチャ簡単でしたけどね。
インターネットに接続後は、
実験だー!調査だー!
なんていいながら、空き時間があるとネットサーフィンばかりやっていました。
インターネットからダウンロードしていたのは・・
ひとりになると、検索窓にチョメチョメと入力して画像検索。そしてハードディスクにダウンロード・・の繰り返し。
メディアが爆発的に普及する理由は、今もむかしも変わりませんよ。男のロマンです・・・。
ビジネスの研究で始めたインターネットでしたが、企業向けのサービスとしてはなかなか普及しなかったこともあり、しばらくは趣味の世界で楽しんでいました。
CD10枚分くらいの画像を集めたかな(笑)
当時はずいぶん会社のお金で、楽しませて実験させてもらいました。
1994年~1995年 インターネット黎明期のいい想い出です(笑)