スマホをこどもに使わせてあげて!苦悩する新入社員を見かねた教育担当者より。
ギターばかり弾いて!
マンガばかり読んで!
ゲームばかりして!
遊んでばかりいないで勉強しなさい!
と、こどもの頃、母親からよく叱られました。
ギターもマンガも立派な仕事になってるし、プロゲーマーで億を稼いでいる人もいます。
ゲームの英才教育をさせていれば、今頃こどもは億を稼ぐプレーヤーになっていたかもしれないのにね・・。
こどもにスマホを使わせなかった世代の親のこどもは今、わたしの部下になり
とても苦労しています。
インターネットが使えないと仕事ができない
今の世の中、パソコンやとインターネットがないと仕事になりません。
計算はエクセルだし、書類はワード、連絡はメール。これらが使えないと仕事になりません。
就活性でパソコンが使えないと言ったら、その時点でアウトですよね。パソコンは大学のレポート作成にも使わせているので、使えない学生はいないので問題ありません。
でも、パソコンが使えても、インターネットが使えない学生っているんですね。
インターネットを使いこなせない世代
ツィッター・インスタグラム・ホームページ・ブログなどを使えば、広告宣伝費もほとんどかからず、インターネット上にECサイトを立ち上げれば、たとえ地方の会社でも農家さんでも販売者になれる時代です。
これからのビジネスに、インターネット抜きには語れません。集客も販売もホームページですべてのことができていまいます。
インターネットが普及したのは、1990年代後半からです。ちょうど今の学生が生まれたころにはすでにインターネットがありました。スマホが普及してすでに10年たっています。
だから今年の就活生は全員、スマホやパソコンでインターネットを使えいこなしているのだと勘違いしていました。
- ツィッターって使ったことありません。
- ブログなんて読んだことありません。
- アマゾンで商品買ったことないです。
って、今年の新入社員から聞いたときは、どうしようかと思いました。
新規事業はECサイト・・どうしよう・・
なにせ、新規事業はECサイトの立ち上げです。
商品の広告宣伝は、ブログを立ち上げて商品説明したり、ツィッターで集客したりするわけです。
インターネットの使いかたや、ECサイトの購入販売、広告宣伝、ツィッターの使いかたなどなど、今から教えるとなると1年はかかってしまいます。しかも仕事なので、平日は覚えようとはしないでしょうし・・・。
インターネットからこどもを守っていた両親の想い
新入社員のことbから、インターネットからこどもを守ろうと、必死になっていた両親の姿が目に移りました。
でもね、
先日書いた記事のように、この10年で世界は大きく変わり、中国ではスマホが財布替わりになってしまいました。スマホがないと、屋台のしなびたおじさんから焼き鳥も買えないのです。
インターネットの危険な面だけをみて、こどもにインターネットを使わせなかった親世代と、「ゲームばかりして!」と叱っていた、わたしたち親世代の姿が重なりました。
いつの世代も、こどもたちの将来を考えているのでしょうが・・・。
新規事業を任された50代のわたしは今、こども世代の新入社員がインターネットのビジネスを一から教えるはめになり、わたしも新入社員も苦労しています。
スマホをこどもに使わせてあげて!
新しい技術を、こどもが正しく使えるようにするのが「親の役割」だと思います。進歩とは、親世代が知らない新しい技術やサービスが生まれて発達することです。
確かに自分が知らないことは、こどもに教えられません。けれど、それを危険だからと言ってこどもに使わせないと、こどもが大人になって困ったり、後悔させることにならないか?
スマホをやインターネットが危険だと考えていた、お父さんお母さん。あなたのこどもは、インターネットを使えないことで、わたしの会社でとても苦労しています。
スマホを使わせなかったために、こどもが苦労している姿を知って
あなたはどう思いますか?
今子育てしている、お父さんお母さん。
スマホをこどもに使わせてあげて!