人生100年時代。60歳からのセミリタイア生活を快適に暮らす方法。
セミリタイア生活にあこがれますか?
嫌な仕事をやめて自由に生きているというのが、セミリタイア生活のイメージです。けれどあなたは、セミリタイアした自分の姿を、具体的に想像でますか?
セミリタイア生活は、セミリタイア後の生活を想像できなければ、快適に暮らせません。
なので、セミリタイア生活を今からイメージしてみませんか?
60歳定年でリタイアした人たちの現実は?
2018年現在、一般的に定年は60歳になっていて、嘱託で65歳まで働けます。けれど、10数年前まで、定年は50歳~55歳が一般的でした。
50歳で定年し父のリタイア生活
わたしの両親は年金生活者で、リタイア生活している世代です。母は専業主婦でしたので相変わらずですが、問題は父のほうです。
定年した次の日から仕事がなくなった父は、釣りだとか、庭いじりをして、しばらくは楽しく暮らしていたようです。
でもねぇ・・毎日ですよ毎日。母に聞くと、さすがに飽きちゃったようで、結局「寝て・食べて・病院いって・寝て・食べて・・・・」の繰り返し。定年してから20年間、同じことの繰り返しだそうです。
普通の定年リタイア生活
定年後、何をしたらいいのかわからないサラリーマンが多いのも現実のようです。定年したとたん、数年で亡くなる方や、ぼけてしまう方も多く。退職した会社に出社して「机がない!」と騒ぎを起こす人もいると聞きます。
せっかく仕事から解放されて、夢のリタイア生活を手に入れたのに、これじゃあねぇ。
忙しい時代、ぼんやりできるリタイア生活に憧れていたけれど、実際にリタイアすると「何をしたらいいのかわからない人」が多いのです。
ここまで読んでくれたあなたに、
もう一度聞きます。
あなたは、セミリタイア生活にあこがれますか?
セミリタイア生活を快適に暮らす秘訣
セミリタイア生活を楽しむには、リタイア生活を楽しんでいる先輩に聞くのが早道です。
10年前に60歳定年でリタイアして、いまだ元気で活動している先輩に、リタイア生活を快適に暮らす秘訣を聞いてみました。
1.したいことをみつける
まず、セミリタイアしたら何をしたいか見つけておくように言われました。
たとえば、
- 働いている、自分を想像する
- 旅行している、自分を想像する
- 人に囲まれている、自分を想像する
- 楽器を演奏している、自分を想像する
- スポーツしている、自分を想像する
など、具体的に想像してみてください。その中で、セミリタイア後に1番したいことをみつけましょう。
ちなみに先輩は10年前、合気道と縄文土器と言っていました。つい先日、縄文土器の作り方を教えてもらったところです。
2.セミリタイアまでに必要なものを準備する
セミリタイア後にしたいことを、思いっきり・気兼ねなくできるようにするには、なにが必要でしょうか?
- 住む場所が必要
- お金が必要
- 道具が必要
- 技術が必要
- 知識が必要
必要なものはまとまりましたか?
セミリタイヤするはずが、生活に追われて「働き続けなければならない」のは問題外ですからね。最低限の生活費を確保しておくのが、セミリタイアの絶対条件です。
3.セミリタイアに向けて実行あるのみ
したいこと、必要なことが決まったら、あとはいつセミリタイアするかを決めて「実行」するだけです。
この秘訣を教えてくれた先輩は10年たった今でも、合気道と縄文土器と言っていました。・・・にしても、縄文土器とは変わった趣味ですが(笑)
まとめ:人間は想像した以上のことはできない動物
月に行くことを想像したから月にいけたように、人間は想像すると現実化できる動物です。逆に言えば、人間は想像した以上のことはできない動物です。だから、無理だと思っても想像しましょう!
なのにわたしたち100歳世代は、80歳まで現役で働くのでしょうか?
断じてイヤです!
想像しましょう。
60歳までにセミリタイアし、快適に暮らしている姿を!