サラリーマンのわたしがフリーランスになった本当の理由
毎月の借金返済額30万円!
これが、わたしが、フリーランスになろうと思ったキッカケです。
手取収入が30万円、なのに借金返済額が30万円ですから返済できるはずもなく・・。
フリーランスは高収入と聞いていたので 「これしかない!」 と当時のわたしは考えました。はたして結果は・・。
給料収入と借金返済が同じになってしまったら・・
返済額が月30万円になったとき、このまま給料以上の返済になってしまうことに気づきました。というか、気づいてはいたものの、気づかないふりをしていたのです。
自己破産も考えた
最初に考えたのは、自己破産。800万も借金があるのですから、返済はムリだと考えます。普通はね・・・。
自己破産しなかった理由は、妻が「自己破産だけはしないで」と言ったひとこと。
もうちょっと考えてみるか・・・
あれから10年、自己破産しなかったのが良かったのか、悪かったのか。その結果は、まだ途中なのでわかりません。
ですが今、借金残高は800万→200万になりました。
年収が同じでも月額収入が増えれば返済できる
妻に言われたひとことで、もう一度考え直してみたわけですが、単純なことに気づきました。
月の返済額が30万円なら、月収を30万円以上にすれば良いのでは?
あたりまえと言えばあたりまえ。ですが今の会社にいる限り、月収30万円が増えることはありません。
どうする?
そうだ!わたしはシステムエンジニア
わたしはシステムエンジニアです。IT業界に長くいて、マネージャーとしての経験もある。年齢は45歳ですけれど、なんとかなるのではないか?
独立してみるか!と、借金があるにも関わらず、次の仕事のあてもないまま、退職願いを提出していました。
なんとかなると考えた自分が怖い・・
今から考えると無謀なことをしたものです。借金のせいで冷静な判断ができなくなっていたのでしょうね。
やぶれかぶれ、どうにでもなれ。
という気持ちだったのだと思います。
けれどその時は本当に、なんとかなると信じ切っていました。今から考えると無謀すぎて怖いです。
若さってすごいですよね。
そのときわたし、すでに45歳でしたけど。
フリーランスになれば借金返済できるかも・・
今でこそフリーランスが認知されていますが、10年前は派遣社員とフリーランスの違いは認知されていませんでした。
時給2000円で働く不安定なエンジニア。程度の認識でした。
ところが、「ITエンジニア」「独立」などのキーワードで調べていると、フリーランス・フリーエンジニアという単語がヒットしてきました。なんと年収1千万のフリーランスもいるのだとか。
これだー!
フリーランスになってみた
ということで、フリーランスエンジニアになると決めました。でも、どこから手をつければいいの?
そこからかい!
笑ってやってください。笑うしかないです。
会社はもうやめているのですから・・。
人に会いまくり名刺を配りまくりそして・・
フリーランスエンジニアの団体にも所属し、とにかく人に会いまくり名刺を配りました。けれど、なかなか決まりません。
ところがある日、新しくソフトウェアの会社を立ち上げた方から連絡をもらいお会いしたところ、とんとん拍子に話が進みフリーランスとし手契約できることになったんです。
なんとか返済できるようになりました
フリーランスとしての契約金額は月間50万円に決まりました。年収にすると600万円で、サラリーマン時代とさほど変わりません。
けれど、月30万円の収入が、月50万円の報酬になりました。
サラリーマンと違い、住民税や健康保険などは報酬から自分で払うことになりますが、借金を返済してもまだ手元に残ります。
とりあえず、なんとか返済していけるようになったのです。
サラリーマンのわたしがフリーランスになった本当の理由
借金に負けて自己破産しか考えていなかったわたしですが、その気になって調べれば道が開けるのだと分かりました。
悩み解決の理屈は単純で、「足りないなら足りるようにすればいい」「できないならできるようにすればいい」ということを実感してます。
最近は問題がおきても、あまり悩まなくなりました。
できないものはできないし、やりたくないことはしません。でも、
しなければいけないものは、どうすればできるか考えます。
あなたにもいろいろな悩みがあると思います。でも物事は単純考えることで、簡単に解決できる方法がみつかるものです。
借金返済に困ったから・・
これがわたしがサラリーマンをやめて、フリーランスになった本当の理由です。